同社の製品の殆どは、新しい商品である。新しい商品は、棚に置かれていても買われない。その機能や用途を、消費者は知らないからだ。ウインナー等を店頭で調理して試食させたり、ビデオを設置し流したりするのはこのためである。よって、用途や機能を連想させるネーミングを連呼したコマーシャルをTVで流し、知名度を上げながら、小売店の棚からピックアップしてもらう。店頭で1つの商品を見るのは僅か「0.6秒」だそうだ(NIKKEI BUSINESS 1998年11月2日号160頁)。つまり、商品の差別化、ネーミング、プロモーションが全てフィットし、これがヒットにつながっている。小林製薬では、商品が完成してからネーミングを検討するそうだが、他社では、商品企画を考え始める段階からネーミング作業も進めるそうだ(前掲162頁)。